宅配クリーニングの「送料無料」や「送料込み」は、すべての地域、会員区分、注文額、コースに無条件で当てはまるとは限りません。衣類の表示価格とは別に、発送元地域、無料条件、往復の範囲、個口数を同じ順番で確認すると、注文直前に想定外の配送費が見つかるのを防ぎやすくなります。

表示価格と送料を別々に確認する

最初に、衣類の料金と送料を別の欄へ書きます。パック料金に送料が含まれるサービスもあれば、単品料金の合計、会員区分、配送地域によって送料が変わるサービスもあるためです。

確認画面では、次の言葉を同じ意味として扱わないでください。

  • 「送料無料」と「一部地域を除き送料無料」
  • 「往復送料込み」と「返送料のみ込み」
  • 「全国対応」と「すべての住所で同額」
  • 「注文額が基準以上」と「クーポン適用後も基準以上」
  • 「1注文」と「1個口」

衣類価格の体系が決まっていない場合は、先にパック料金と単品料金の比べ方を確認します。

送料チェックは7項目に分ける

候補ごとに、次の7項目を公式の送料案内、利用規約、注文画面で照合します。一つでも未確認なら、送料込み総額は確定値にしません。

1. 発送元と返却先の地域

都道府県だけでなく、離島や配送会社の対象外地域に該当するかを確認します。集荷先と返却先が違う場合は、両方を入力条件として扱います。

2. 配送対象地域

対応地域と送料区分は別の条件です。配送できても追加送料がかかる地域、注文自体を受け付けない地域があり得ます。郵便番号で判定するサービスは、公式の注文画面や問い合わせ窓口で確認します。

3. 会員区分

リネットの公式送料案内のように、会員区分によって無料になる利用額や基準未満の送料条件が異なる場合があります。月額会費などがある場合は、送料とは別の欄に記録します。

4. 送料無料になる注文額

基準額がある場合は、税込・税別、クーポン適用前後、オプションを含むかを確認します。初回特典や期間限定の送料無料を、通常条件へ上書きしないでください。

5. 往復・片道の範囲

集荷時と返却時の両方を含むかを確認します。対象外品の返却、キャンセル、再集荷、再仕上げでは通常配送と別条件になることがあるため、同じ送料を当てはめません。

6. 個口と梱包サイズ

指定バッグや箱を超えて複数個口になった場合の追加条件を確認します。フランス屋の公式ガイドでは、1パックの箱数や規定サイズ、複数個口の扱いが案内されています。点数が規定内でも、箱の条件を満たすとは限りません。

7. コースと返却方法

通常、保管、特急などのコースごとに送料が違わないか、長期保管後の返却や住所変更に追加条件がないかを確認します。再仕上げ時の配送条件は再仕上げと賠償条件の読み方で制度と分けて見ます。

地域条件は「全国対応」と分けて読む

公式ページでは、地域ごとの表現が会社ごとに異なります。リナビスは送料案内で北海道・沖縄・一部離島を例外として示し、カジタクの衣類保管付きコースは沖縄県・一部離島を対象外と案内しています。LACURI、せんたく便、フランス屋、正直なクリーニング屋も、北海道・沖縄・離島について通常地域と異なる条件を掲載しています。

このため「全国型サービス」という分類だけでは、送料込み総額を決められません。自分の住所を公式の地域区分へ当てはめ、次を区別して記録します。

  • 通常地域と同額
  • 地域追加送料あり
  • 一部離島のみ要確認
  • 配送対象外
  • 注文画面または問い合わせで確認

離島の範囲を地名から推測せず、郵便番号で事業者へ確認するのが安全です。8社の条件比較表でも、地域条件を一律の「全国」に丸めていません。

注文前メモは一行で再現できる形にする

送料のメモには、サービス名、コース名、発送元地域、返却先地域、会員区分、通常の注文額、送料、往復範囲、個口数、確認日、公式URLを残します。金額を記録する場合は税込かどうかも添えます。

キャンペーンを試す場合は、通常条件の行を残したまま別の行へ記録します。割引終了後も通常条件を再現でき、他社と同じ前提で比較できます。

同じ衣類構成へ送料を加える

送料条件がそろったら、5点・10点の衣類構成をそろえる方法で作った衣類価格へ加えます。配送日数は納期の確認手順で別に確認してください。

公式ページへの入口は8社のサービス一覧、候補を絞る順番は宅配クリーニングの選び方にまとめています。注文を確定する前に、クーポンを適用していない通常条件と、最終確認画面の送料をもう一度照合してください。