パック料金と単品料金は、表示価格だけを直接比べても結論を出せません。単品制は衣類ごとの品目判定、パック制は規定点数とバッグ容量が料金の土台です。まず送る衣類を品目別に数え、それぞれの方式で同じ衣類を受け付けられるか確認してから、送料や追加条件を重ねます。
最初に料金体系を分けて考える
単品制は、コート、ジャケット、パンツなど、事業者が定める品目ごとの料金を積み上げる方式です。パック制は、5点や10点などの規定点数までを一つのコースとして申し込む方式です。
どちらが合うかは、衣類の品目、点数、素材、付属品、配送地域、保管の有無によって変わります。「高価そうな衣類があるからパック」「少量だから単品」と先に決めず、次の順番で確認します。
- 出したい衣類を品目別に数える
- 単品制の公式品目名へ一着ずつ当てはめる
- パック制の点数、バッグ容量、対象品へ当てはめる
- 追加料金や受付不可の可能性を分けて記録する
- 最後に送料、会員費、地域加算、保管、オプションを加える
単品制は検品後の品目判定まで確認する
リネットとNexcyは、公式ページで衣類の品目別料金を案内しています。単品制を検討するときは、自分の呼び方ではなく、利用予定社の料金表にある品目名へ当てはめます。
たとえば、丈や中綿、上下組、ライナーの有無によって、似た衣類でも別品目として扱われる可能性があります。申込み時の選択だけで確定するか、事業者の検品後に分類や料金が変わることがあるかを利用規約やFAQで確認してください。
単品制の確認メモには、次を一着ずつ残します。
- 公式料金表の品目名
- 表示料金が税込か税別か
- 素材や付属品による追加条件
- 検品後に品目が変わる場合の連絡方法
- 送料の無料条件と会員区分
料金表に対応する品目が見つからない衣類は、似た品目の価格で代用せず「事前問い合わせ」または「検品後確定」とします。
パック制は点数とバッグ容量を別々に見る
リナビス、せんたく便、フランス屋、正直なクリーニング屋は、衣類の点数を基準としたコースを公式に案内しています。パック制では、点数に収まることと、指定バッグや箱に収まることの両方を確認します。
同じ10点コースでも、保管の有無、集荷資材、追加1点の可否、対象外品が含まれた場合の減額有無は同じとは限りません。確認するのは次の項目です。
- コースの規定点数と追加できる点数
- 付属品や上下組を何点と数えるか
- 指定バッグや箱の大きさと個口数
- 点数が少ない場合に減額されるか
- 点数超過や複数個口の追加条件
- 保管コースと通常コースの違い
対象外品が検品で戻されても、残った点数に合わせて自動的に安いコースへ変更されるとは限りません。対象外衣類のチェックリストも先に使ってください。
衣類構成を固定して両方式へ当てはめる
比較するときは、「5点」という数だけでなく、5点の中身まで固定します。単品制はその5着を公式品目料金で積算し、パック制は同じ5着が点数、対象品、バッグ容量の条件へ入るか確認します。
コートとダウンが多い構成、ジャケットやパンツが中心の構成では、単品制の積算結果が変わります。一方、パック制では品目価格が一律に見えても、特殊素材や付属品の追加条件が別に定められていることがあります。具体的な標準かごの作り方は5点・10点の衣類構成をそろえる方法で説明しています。
いずれかの方式で品目判定や通常価格を確定できない場合は、推定額を置かず「比較保留」とします。キャンペーンしか見えない場合も、通常条件と分けてください。
送料を加える前の比較メモを作る
料金体系を確認した時点では、まだ支払総額は確定していません。候補ごとに、公式価格の確認日、税込・税別、コース名、点数または品目、追加条件、会員費、キャンペーン除外を一行に記録します。
次に送料込み総額の確認手順で配送費を足し、8社の条件比較表で保管や納期も同じ条件にそろえます。公式ページへの入口はサービス一覧、絞り込みの考え方は宅配クリーニングの選び方で確認できます。最終金額は、注文日の公式料金表と注文確認画面で確かめてください。