宅配クリーニングを公平に比べるには、「5点」「10点」という点数だけでなく、中に入れる衣類を同じにします。単品制は品目構成で積算額が変わり、パック制はコースの点数、バッグ容量、対象品によって利用可否が変わるためです。この記事の標準かごは比較作業の入力例であり、すべての家庭を代表する注文ではありません。
点数ではなく中身まで固定する
同じ5点でも、ダウンやコートを含む構成と、パンツやニットだけの構成では、単品制の積算が変わります。パック制でも、付属品の数え方、特殊素材、バッグ容量が同じとは限りません。
比較表を作る前に、次の条件を固定します。
- 衣類の品目と点数
- 発送元と返却先の地域
- 会員区分
- 保管あり、または保管なし
- 有料オプションなしの通常仕上げ
- キャンペーンを適用しない通常条件
- 公式情報の確認日
このうち一つを変えた結果は、同じ比較行へ混ぜません。
5点の冬物は5種類を各1点にする
5点の標準かごは、冬物をまとめて出す場面を想定し、次の5着で固定します。
- ダウンジャケット 1点
- コート 1点
- ジャケット 1点
- パンツ 1点
- ニット 1点
単品制では、各社の公式料金表にある現行の品目名へ一着ずつ当てはめます。丈や中綿、スーツ上下、付属品によって別品目になる場合は、近い価格を代入せず「品目要確認」とします。
パック制では、この5着が5点として数えられるか、指定バッグへ収まるか、特殊素材や付属品に追加条件がないかを確認します。カジタクの現行衣類コースのように6点などから始まる商品は、存在しない5点コースへ換算せず「5着を6点コースで申し込む場合」と条件を明記します。
10点の衣替えは品目数も固定する
10点の標準かごは、衣替えでアウターと日常着をまとめる場面を想定し、次の構成にします。
- コート 2点
- ダウンジャケット 1点
- ジャケット 2点
- パンツ 2点
- ニット 3点
合計は10点です。ベルト、フード、ライナーなどの付属品は、会社ごとの点数規定を確認し、0点、1点、要確認を別欄へ記録します。衣類が受付対象外なら、別品目へ置き換えず、その会社では「この標準かごをそのまま比較不可」とします。
単品制は公式品目価格を積み上げる
リネットとNexcyは公式料金ページで品目別料金を案内しています。単品制の計算では、5着または10着の各品目について、同じ確認日の税込価格を積み上げます。
ただし、検品後の品目変更、素材、付属品、会員条件、送料は別項目です。申込み画面の自己申告だけで料金が確定しない場合は、積算結果を「確定総額」と表示しません。料金体系の前提はパック料金と単品料金の比べ方で確認できます。
パック制は対応コースへそのまま当てはめる
リナビス、せんたく便、フランス屋は5点・10点を含む衣類パックを公式に案内し、正直なクリーニング屋にも10点パックの商品ページがあります。LACURIやカジタクを含め、コースを選ぶときは現行の商品名、点数、保管の有無をそのまま記録します。
5点または10点と一致するコースがない場合は、次の大きいコースを自動的に点数換算しません。実際に選べるコースの通常料金と、「衣類は5着だがコースは6点」などの差を併記します。点数が余ることを価格上の欠点や品質評価には使いません。
比較表には価格以外の条件も残す
同じ衣類構成を当てはめた後、候補ごとに次を一行へ残します。
- 通常の税込衣類価格またはコース料金
- 送料、地域加算、会員費
- 保管の有無と返却条件
- 納期の起点と目安
- 素材、付属品、対象外品の警告
- 点数不足、超過、バッグ容量
- 公式URLと確認日
送料は送料込み総額のチェックリスト、送付可否は対象外衣類の確認手順で分けて調べます。1点換算を出す場合も、コース料金を点数で割った参考値にすぎず、仕上がり品質や衣類価値を表す点数にはしません。
比較できない条件は推定せずに残す
品目が検品後に確定する、通常コースがない、注文画面まで送料が分からない、キャンペーン価格しか確認できないときは、「未確認」「該当なし」「比較不可」を使い分けます。空欄や推定値で埋めないことが、比較条件を守るために重要です。
調査を始めるときは8社のサービス一覧から公式ページへ進み、結果は8社の条件比較表と同じ項目で整理してください。自分の衣類構成へ置き換える順番は宅配クリーニングの選び方で確認できます。